SWELL公式サイトには推奨プラグインと非推奨プラグインの一覧が掲載されています。
掲載されている推奨プラグインを全て入れる必要はなく、自分のサイトに合ったものを選んでいけば良いでしょう。
SWELL公式サイトに掲載されているプラグインの一覧と、当ブログで実際に入れているプラグインを紹介します。
サイトによって選ぶべきプラグインは異なるかもしれませんが、一般的な個人ブログの場合はこんな感じですよ。というのをお伝えできればと思います。
最後にSWELLでは非推奨なプラグインも紹介しますので、ぜひご覧ください。
SWELL公式サイトに掲載されているおすすめプラグイン一覧
プラグイン名 | 主な機能 | 当ブログで導入 | |
---|---|---|---|
ほぼ必須 | SEO SIMPLE PACK | metaタグを生成 | 〇 |
開発者がSWELLと同じ | Highlighting Code Block | プログラミングに関するコードブロック | |
Useful Blocks | 便利なブロックデザイン集 | ||
Pochipp | アフィリエイトリンクを管理 | ||
セキュリティ系 | Wordfence Security | 人気no.1のセキュリティプラグイン | |
XO Security + BBQ Firewall | ログイン系のセキュリティを強化できる | 〇 | |
All In One WP Security | 統合的なセキュリティ対策 | ||
バックアップ系 | BackWPup | 自動バックアップ設定が細かく設定できる | |
UpdraftPlus | バックアップだけじゃなく、復元機能もあり | ||
All in One WP Migration | 復元が簡単に行える | ||
開発者が個人的におすすめ | WP Multibyte Patch | 日本語版パッケージのためのマルチバイト機能の拡張 | |
XML Sitemap & Google News | XMPサイトマップ生成 | 〇 | |
WP Revisions Control | リビジョンデータを制限できる | △ (別のもの) | |
Contact Form by WPForms | お問い合わせフォームの設置 | △ (別のもの) | |
Custom Field Suite | カスタムフィールドの追加ができる | ||
Really Simple SSL | SSL化してくれる |
全部で16個おすすめプラグインとして掲載されています。
このうち当ブログで実際に入れているのは3つのみ。
△印の2つは同機能の別プラグインを入れています。
そしてここにはないプラグインをひとつ。合計6個のプラグインを導入しています。
プラグインはあまり入れすぎるとページが重くなる原因にもなるので、必要なものだけを選ぶと良いです。
当ブログで導入済みのプラグイン6個
このブログで導入しているプラグインを紹介します。
- SEO SIMPLE PACK
- XML Sitemap & Google News
- wp-optimize
- Contact Form 7
- XO Security + BBQ Firewall
- Broken Link Checker
① SEO SIMPLE PACK
SWELLには、metaタグを生成・出力する機能がないので、metaタグを設定できるプラグインは必須。
SEO SIMPLE PACK はその名の通り、必要最低限な機能だけが搭載されているシンプルなプラグイン。
SWELLと同じ開発者が作ってるので安心です。
② XML Sitemap & Google News
SEO SIMPLE PACK にはXMLサイトマップを作成する機能がないので、このプラグインを併用しています。
SWELL公式サイトに次の記述があります。
WordPress5.5からはコアにXMLサイトマップ機能が追加されましたので、コアのもので十分な方はこのプラグインは不要です。
ただし、SWELLではデフォルト状態でコアのサイトマップ生成機能をオフにしています(すでにプラグイン導入しているユーザーさんが多数派だったため重複しないようにしています)ので、「SWELL設定」>「機能停止」タブから「コアのサイトマップ機能を停止する」のチェックを外してご利用ください。
以前はWordPress本体にXMLサイトマップ機能がなかったので、このプラグインを使う必要があったんですね。
WordPress本体に標準装備されたのなら、プラグインはいらないかと思ったのですが、いくつか問題がありました。
- サイトマップのファイル名が「sitemap.xml」から「wp-sitemap.xml」に変わってしまう
- 更新日時を通知できない
- 登録ページの選択ができない
Googleのサーチコンソールに登録している場合、ファイル名が変更になると「wp-sitemap.xml」のサイトマップを新たに追加する必要があります。
中身は同じなのに、ファイル名が異なる2つのサイトマップが作られるということ
こうした場合は新たなサイトマップを追加後に旧サイトマップを削除すれば良いのですが、この一連の作業、無駄な作業だと思いませんか?
また、サイトマップに登録するページを選択することはできず、全てのページが登録されてしまうため、ユーザーIDが分かってしまうという危険も。
これらのことから、WordPress本体のXMLサイトマップ機能ではなく「XML Sitemap & Google News」のプラグインを使っていくことにしました。
③ wp-optimize
どんどん増えていくリビジョンデータを制限してくれるプラグイン「WP Revisions Control」は設定も簡単で扱いやすいのですが、最終更新が2年前で止まっています。
プラグインはWordPressの最新バージョンに対応したものの方が安心なので、「wp-optimize」を使うことにしました。
wp-optimizeはデータベースの最適化を行ってくれるプラグインです。
リビジョンデータの削除を始め、画像圧縮やキャッシュクリアなど多機能なのでひとつ入れてあると便利です。
④ Contact Form 7
お問い合わせフォームを設置するプラグイン。
SWELL公式サイトではContact Form by WPFormsをおすすめしていますが私は「Contact Form 7」の方を使用しています。
特に深い理由はなく、一番人気だったのがContact Form 7だったため導入しました。
以前、管理者メールアドレスを変更したら不具合が出たことを記事で紹介しましたが、解決し現在は問題ないのでそのまま使い続けています。
⑤ XO Security + BBQ Firewall
SWELL公式サイトでセキュリティ系のおすすめプラグインとして次の3つが掲載されています。
- Wordfence Security
- XO Security
- All In One WP Security
「Wordfence Security」はプラグインをインストールしただけでは使用できず、メールアドレスの登録が必要など設定がややこしそうで面倒に感じたのでやめました。
「All In One WP Security」は「.htaccess」ファイルが改変されるそうで、少し不安。
ということで「XO Security」にしました。
XO Securityはログインにかかわるセキュリティを強化するプラグイン。単体では少し弱いので、BBQ Firewallというファイアウォール機能のプラグインを併用することでより強固なセキュリティ対策が行えます。
BBQ Firewallは全文英語表記ですが、設定不要なのでインストールして有効化するだけでOKです。
⑥ Broken Link Checker
リンク切れをチェックしてくれるプラグイン。記事数が多くなってくるとひとつひとつ確認するのは大変な作業になるので、このプラグインを使っています。
ただ誤検知が多いのがデメリット。
また、初期設定のままでは重くなってしまうので設定変更が必要不可欠です。
以下の記事で設定方法を詳しく紹介していますのでご覧ください。
バックアップ系のプラグインは不必要
バックアップ機能はエックスサーバーに備わっているのでプラグインは入れていません。
エックスサーバーのバックアップは毎日自動で行われ、14日前までの状態に戻すことができます。
個人のブログならこの機能だけで十分でしょう。
SWELLで非推奨のプラグイン
SWELLで非推奨のプラグインをまとめておきます。
絶対にダメというわけではないですが、SWELLと機能が被っていたり、SWELLと相性が悪かったりするプラグインがあるので気を付けましょう。
非推奨の理由 | プラグイン名 | 主な機能 |
---|---|---|
開発テスト用だから | Gutenberg | テーマ開発者が機能テストを行う |
EC系は非対応 | WooCommerce | EC系のプラグイン |
ブロックエディターと相反する機能のため | Elementor | ページビルダー系プラグイン |
SWELLの標準機能と被っているもの | Flying Scripts | JSを遅延読み込みする |
Table of Contents Plus RTOC | 目次生成 | |
Lazy Load | 画像遅延読み込み | |
Speech bubble | ふきだし | |
WP Super Cache W3 Total Cache | キャッシュ系プラグイン | |
クラシックエディターで使うもの | Classic Editor | 以前のクラシックエディターを使用 |
AddQuicktag | ショートコードを呼び出す | |
TinyMCE Advanced | テキストの編集や見た目の調整ができるようにする | |
多機能が故にSWELLや他のプラグインと被る機能がある | Jetpack | セキュリティ、バックアップ、高速化など多機能 |
SWELLで不具合報告があったプラグイン | SiteGuard WP Plugin | セキュリティ系プラグイン |
EWWW Image Optimizer | 画像圧縮 | |
Autoptimize | 高速化 | |
Async JavasScript | 高速化 |
EWWW Image Optimizerは当ブログでも一時入れていましたが、SWELLに起因する不具合はありませんでした。ただ、wp-optimizeと機能が被っていたので使用を止めました。
便利なプラグインですが入れすぎに注意
プラグインはとても便利ですが、あまりたくさん入れすぎるとページの読み込みが遅くなったり、プラグイン同士が干渉しあったりして不具合が起きるなどのトラブルに見舞われることがあります。
私は現在6個のプラグインを入れています。20個以上入れている人もいるそうなので、おそらく6個というのは少ない方だと思います。
私自身がまだWordPress初心者であまり使いこなせていないせいもあるかと思いますが、6個のプラグインで十分サイト運営を行えています。
必要最低限といったラインナップですが、何か参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。